ゆ き と の 書 斎

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作品について

2001年10月31日 強迫観念などない。

ケイオスの扱いに関しては現在描いている13話を読んでもらうとして…。

僕に前作と違うように描こうという強迫観念などありませんよ。
強迫観念などあったら、わざわざ水中騎士を中断してまで銃夢LOを描こうとするわけがないじゃないですか!

銃夢LOは、旧シリーズ連載時のアイディア+現在のアイディアで描くスタンスを取ってます。
前回と今回のケイオスのエピソード(風邪ひかなければ一回で描けたのに…スイマセン)などは、本来旧シリーズが続いていたなら必ず描いていただろう話です。コアなアイディアや設定というものは時間がたったからといって簡単に古びたりするものではありません。

銃夢旧シリーズはゆえあって連載を続けられなくなり、宇宙編を断念し、初期構想を大幅に変更して「ザレム征服」編を描いて終了しました。一応大団円を迎えているように結んでますが、それは中断することへの悔しさからのプロの意地でした。
銃夢完全版に収録されていない部分が、構想を変更して描かざるをえなかった部分です。

下の書き込み「約束された未来はない。」は「旧シリーズのエンディング」に「読者のみなさんがとらわれないようにしてね~」とクギを刺すつもりで書いたのですが、逆効果だったようですね。
下の文は僕が「前作と同じエンディングにはしない!」と決意表明しているわけではないですよ。ただ「どうなるかわからない」と言っているだけ…。

僕が念を押しておきたいのは以下の2点。

・僕が銃夢LOを描くにあたって、銃夢コンセプトと本来のコアなアイディアには忠実。
・僕が銃夢LOを描くにあたって、「銃夢はこうしなければいけない」とか「このキャラの運命はこうだ」とか、そんな強迫観念や固定観念にはまったく無縁だということ。

以上、よろしく!