銃夢LOコミックス第1巻に、旧シリーズのような巻末の解説ページがないことがちょっと不評みたいですねー。
でもこれは、はっきり言って
「書くネタがない！」
のです。
「書くネタがないとは何事だー！」と怒る方もいるかもしれませんが、すでに旧単行本8巻でネタが尽きて、書きたくもない僕自身のことを書いてしまったことはご存じだと思います。

ナノテクノロジーのような解説が必要なキーワードも今回はありませんし、ザレムで謎になっていることは今後のストーリーにからんでくることなので、解説ページに書いてしまうわけにはいきません。
銃夢にはもともと「裏設定」のようなものはないのです。劇中に出てきたことだけが事実であって、それ以外のことは「仮説」にすぎないのです。いちおう作者の頭の中でもやもやと考えていることはありますが、実際に原稿用紙に定着するまでは、どうなるか作者にもわからないものなのです。
僕は副読本や設定書を併読しないとかんじんのストーリーが理解できないような作品の作り方には昔から批判的なので、そういうものに頼らない作品を作りたいです。

でも、もし面白く書けそうな解説のネタがあったらリクエストしてください。また解説ページを書くかもしれません。