ゆ き と の 書 斎

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レビュー(ゲーム)

2010年8月12日
「古伝降霊術 百物語」セガサターン

「超」怖DSをやっていて、怖いとネットで評判だったゲーム「百物語」を以前中古で購入してそのまま忘れていたことを思い出しました。
引っ越しの時に押入にしまったままになっていたセガサターンを10年ぶりにひっぱり出し、TVに接続してやってみました。

いや〜、昔のソフト(1997年)なんですが、いい雰囲気を出してます。
説明書には御札がついているほか、「制作者より 『百物語』進行時の注意とお願い」という文が載っていて、「バグ取りの最中にも怪現象が多発…」などと不穏なことが書いてあります。

ソフトをはじめると黒バックに赤文字で注意事項が表示され、「怪奇現象に見舞われてもかまいません」という念書にサインさせるという凝りよう。

100本の蝋燭がずらっと並んだ画面から、カーソルを動かして自由に蝋燭を選び、怪談が披露され、終わると蝋燭が吹き消される、という趣向です。
怪談は基本テキストベースで、背景に静止画が表示されたり、時々実写の再現ドラマ(動画)が始まったりします。
稲川淳二氏が怪談を語るムービーも時々あって、かなりお得感あり。
お話そのものは全年齢対象だけあって、語り手が幼少時や学生の時の話が多く、オーソドックスですが、演出が凝っているのでなかなか楽しめます。

30話ぐらい見たところで眠くなってきてしまったので、中断。
今朝再開しようとしたら、サターンの内蔵電池が切れていたためにセーブデータが飛んでしまっていました。
ちくしょー(T_T)とホームセンターにボタン電池を買いに行き、セットして再開。
しかし昔のゲームなので、テキストの早送り機能や途中キャンセルがないため、「一度見た話もう一度見るのたり〜な〜」とだらだらアイス食べながら見ていたら、サターンのピックアップが変な音を立ててゲームがリセットされてしまった。
何度か再開したけど、画面の変わり目でデータ読み込みに失敗してリセットされてしまう。
「ま…まさかこれが例の霊障かっ…!?」(((゜д゜;)))
まあ古い機械なのでピックアップがへたっだだけなんだろうけどね。
せっかくボタン電池買ってきたのに…残念だなぁ。


新旧二つの怪談ソフトを比べると、だんぜん軍配は「百物語」にあがりますな。
まぁ「百物語」は国内ゲーム黄金時代に作られただけあって、『「超」怖DS』とは制作費が段違いなんでしょうけど。
ハドソンさんは「百物語」を今のプラットフォームで復刻してくれないかなぁ。

2010年8月15日

>銃夢BBS
>南さん
>日本の人が開発しているモノでSSFというエミュレータが
>あります

あのデュアルプロセッサーのサターンをエミュレートするソフトがあるとは…。
少しクグってみたら、「百物語」はBIOSなしでも動くと書いてありますねー。
ちょっとやってみるかな…。
情報ありがとうです。

2010年8月25日

前に南さんに教えてもらったセガサターンエミュレータSSFを使って「古伝降霊術 百物語」を全話鑑賞しました。
なにも怪奇現象は起こりませんでしたが(すぐ眠くなるので20話ぐらいずつチマチマ見てたのがまずかったのか…)、なかなかによいソフトでした。
ごちそうさまです。
スタッフロールによると、朝日ソノラマの「ほんとにあった怖い話」が協力しているようです。

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