・「零 ~月蝕の仮面~」(Wii)
イージーで１回、ハードで１回、計２周クリアしました。
テクモから「零」の版権を任天堂が買い取ったとか、スタッフが違うとか噂で聞いていたのでちょっと心配だったのですが、雰囲気や演出は今まで通りの零だったのでひとまず安心。
しかし、Wiiコントローラーのチューニングに難あり。
今作では背の低い子供の霊と何度も戦わなければならないんですが、カメラを下に向けるのにWiiコントローラーをほとんど真下に向けなければなりません。
うちではWiiは一階和室の居間に設置しているため、最初あぐらをかいてゲームを始めたんですが、あぐらをかいた状態でコントローラーを真下に向けるのは困難です。(ここが一番ムカつきました…)
座高の高い座椅子を使ってやっとまともにプレイできるようになりました。
Wiiコントローラーを使っていてもカメラの動きはもっさりしていて、即座にフォーカスすることはできません。
これだったら今までどうり普通のコントローラーで操作した方がよかった。
しばしば処理落ちしたり、キャラが物体の角に引っかかったり、バグがあったり、「ちょっとブラッシュアップが足らないんじゃないか？」と思うところも目につきました。
ストーリーに関しては、アマゾンなどの評では「難解な上にラストが感動できん。主人公３人いる意味なし」などと言われてますが(もっともですが)、僕としては長さんがかっこよかったのでポイント高しです。
前のシリーズにあった陰惨な描写がどんどんなくなっていく代わりに、今作では「仮面」と「月」というメタファーを通して人間の精神と魂の奥深くを探求するようなテーマになっており、これはこれでアリかなと思います。
Wiiは去年の「ソウルキャリバー･レジェンド」も「アンブレラ･クロニクルズ」も期待はずれだったので、やっとリメイク以外でまともなゲームがやれた気がします。