ゆ き と の 書 斎

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レビュー(ゲーム)

2002年03月19日
PS2「鬼武者2」

 
プレステ2ゲーム「鬼武者2」プレイしました。
起動してすぐ、ホテイとゆー人の「ろっく“ン”ろーる」(死語)なビデオクリップがかかって、「なんじゃこりゃぁぁぁ!?」と(松田勇作風に)叫んでしまいました。
ホテイさんのファンの方には申し訳ないけど、鬼武者の世界観とのミスマッチはいかんともしがたい。時代劇を題材にした作品になんでこーゆー歌をつけるのかねー。ときどきありますけど。「真三国無双」や0VA「獣兵衛忍風帳」とかのエンディングの歌も雰囲気ぶちこわしだった。

ゲーム本編はまあ…、鬼武者でした。
前半、RPGみたいに、平和な町を拠点にしてダンジョンに入り浸り、金を集めて品物を買って仲間に贈るパートがあるんだけど、この展開のせいで前作に比べて緊張感がないような気がする。
前作はモンスターがうようよする城内をたった一人で戦い抜く(ときどき助けてくれるくの一がいたけど)というシチュエーションだった。対して2では主人公以外に4人も手練れのキャラがいて、好感度に応じて(?)戦闘をサポートしてくれる。
また主人公が柳生十兵衛なのに、なぜに仲間のご機嫌とりに奔走せねばならんのかという気もする。
あと、気のせいかもしれないが、ザコ敵が前作と比べて若干弱くなっているような気がする。
ラスボス戦は、なんか昔のシューティングゲーム「スペースハリアー」みたいだった。

…などと不満点をあげつらってしまいましたが、致命的なマイナスポイントというほどのことはなく(自分にとっては冒頭のミュージッククリップの方が致命的だった)、納得した上でやれば前作同様楽しくプレイできます。二回クリアしましたが、まだシナリオ達成率60何%で、見ていない分岐イベントがまだまだあるみたいです。
キャラクターでは、敵のゴーガンダンテスという剣士が面白かった。

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