ゆ き と の 書 斎

気まぐれゆきと帳過去ログ一覧

近況 2008年

2008年12月20日 12月の近況。

12月最初の書きこみです。

ゆきとぴあのトップページがかっちょよくなりましたね~。
つーちゃんサイト更新ご苦労さんです。

それから第5回天晴れ精進祭りの応募ページで、また凝りに凝ったムービーが見られます。
まだ未見の方はぜひ見てみてください。(^_^)


今月のGLOは、ネームはすんなりできたのですが、やはり絵が大変でした。
描いたことのないバラの花とかサクラの花とかが大量に出てくるので、事前に担当のイトウさんに資料を集めてもらうよう依頼。
花の写真資料や、池田理代子先生の「ベルサイユのばら」をはじめとする少女マンガの資料を大量に送ってもらいました。
一番最初に描いた見開きのバラの花はど~見てもキャベツになってしまい、計三回下書きをやり直しました。
下書きを描き終わるころ、ようやくバラの花の構造を理解できるようになり、資料を見ないでもそれらしく描くことができるようになりました。

イトウさんが送ってきた資料の中には、古典的少女マンガの単行本のほか、現在発売中の少女漫画誌「花とゆめ」とかが混じっていたんですが、さすがに少女漫画誌は見るのが恥ずかしかったなぁ~。

オランプとバラの花が複雑に絡むシーンでは、下書きもペン入れもものすごく手間がかかる上に集中力も必要で、描いてる途中でストレスのあまり逃げ出したくなりました。
(T_T)
幸い、体調は前回に比べるとよかったので、仕上げは予定通りにクリアすることができました。


銃夢BBSのレス

> 山城うなぎさん
> 先生に見てもらいたかったです、、

見ましたよ。(^_^)
YOU、Aシャーッのシャーッはやっぱり「殺」の中国語読みですよね!?


> どんきさん
> 悪について読後
> この本が理解しやすくなるような入門書的な本は無いでしょうか?

フロムの「悪について」を読まれましたか。(^_^)
読書は遊びの延長なんですから、そう堅く構える必要はないと思いますよ。
どんな有名な人の書いた本でも、面白いから読む。面白くなければ読まない。
それでいいと思います。
僕の場合で言うと、フロムの「悪について」を読んだのは19歳か20歳のころでした。
当時の僕の中でわだかまっていた言葉にならない疑問に、この本が次々に言葉を与えてくれ、目の前がパーッと開けたかのような感覚を覚えました。
興奮のあまり、まだ高校生のツトムに読み聞かせたり。
僕もフロムの思想を100%正確に理解しているわけではありませんが、学者じゃないんですから、誤読してもいいんです!
著者の意図と違うように受け止めたとしても、その言葉が読者の心にインパクトを与えたのなら、それはその本は十分に使命を果たしたのです。
僕の場合では、「悪について」で得た洞察はその後の「アイアンフィスト」「怪洋星」「飛人」に生きました。
自分にとって一生の宝と呼べるような本と出会えるということは、縁(えにし)です。
どんどん読書を楽しんでください。

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