ゆ き と の 書 斎

気まぐれゆきと帳過去ログ一覧

雑文・その他

2006年01月17日 アニメ「ノエイン」とシンクロニシティ

HDDレコーダーを使うようになってからここ数年、放映時間が変動するためにビデオテープの時代では予約録画不可能だった深夜アニメなどを録画して見ることができるようになりました。

去年の秋口から始まった新番組のアニメのうち、原作なしのオリジナルアニメではもっともお気に入りなのが「ノエイン もうひとりの君へ」という作品。
事前情報をまったく知らずに見はじめたのですが、非常にすばらしい。
第1話の冒頭の異世界の戦闘シーンでいきなり劇場アニメ級のクオリティの動きで度肝を抜いた後、現代の函館を舞台にした小学生たちのいきいきとした生活の描写へ。キャラクターデザインも流行りの萌え系ではなく、素朴な感じのタッチで好感が持てる。
回を重ねても絵のクオリティを高いレベルに維持していて、演出やストーリーもダレることなく進んでいて、先が楽しみ。

最初は謎だらけだった背景設定も、3話目ぐらいで、どうやら量子論的パラレルワールドのアイディアをベースにしていることが分かってきます。
と…このへんでなんか似てるな…!?と(^-^;)
主人公の女の子はハルカという名だし、その女の子の存在が多重世界の連鎖に量子論的影響を与えるとかのアイディアが…?
いやっ!!僕は天地神明に誓って、パクったりしてません!!(>O<)
一方、僕が文明復興編でハルカが初登場するエピソードを描いたのは去年の7~8月ぐらいだから、製作に何十カ月もかかるアニメが僕の作品をパクった可能性もありえない。
…不思議だ…。(@_@)

10月からは「風のハルカ」というNHKの連ドラも始まってるし…(内容は全然関係ないけど)。
シンクロニシティかっ!?
これは量子的エンタングルメントが起きたのかっ!?
あるいは島本和彦先生の仮説「アイディア線」を同時に受信してしまったのかっ!?

まあモノ作りの世界に生きていると、こういう体験はしばしばあるものです。
キャメロンと会って話した時もこれを上回る不思議な体験をしました。箝口令が出ているので詳しくは話せませんが…。

|1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11|12|13|14|15|16|17|18|19|20|21|22|