サベージ650 of 茶房・風雲庵

木城家にやってきた“鉄の馬”を写真で紹介!!

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2009年7月28日 木城ツトム

スズキ サベージ650(650cc)


4bikes001.jpg木城家バイク大集合ちょっと見づらいが、写真一番手前、黒い単気筒アメリカンがサベージ。大型二輪に乗れる父親が、自分のバイクとして90年に中古で購入。シガーパイプマフラー以外はノーマルの模様。

国産アメリカンバイクはハーレーを意識して作られている割に、ハーレーと同じ「空冷V型2気筒エンジン」を用いるのはタブーとして業界で自主規制(?)している節があった。タブー以外にも、日本人の体格に合わせて車格を小さくするためやコスト的問題など、、Vツインエンジンを用いなかった理由はいくつかあるように思われる。しかしそんな国産アメリカンの中でも、このスズキ・サベージの「空冷単気筒アメリカン」ほどユニークなバイクはないだろう。


車格はスティードよりも小さい250ccクラスで、そこに650ccの巨大単気筒エンジンを積んでいるからたまらない。エンジンをかけると、まるでタイヤがついた走る削岩機!バックミラーが振動でブレてまったく役に立たない!私も農道で走らせてみたが、ものすごい爆音と上下の振動で「あばばばばっ!」とわけがわからない状態に。父親のサベージと私のスティードでツーリングもしたことがあったが、父親はよくこれで走っていたものだと感心する(笑)。

ちなみに父親の知り合いの人がサベージの400ccに乗っていて、私もちょっとだけ試乗させてもらったが、こちらは振動もパワーも全然なくて、まるで250ccバイクのようだった。