みなさんお久しぶりです。
ちまちまと作っていたカバーイラストが昨日ようやく完成して、編集部に宅急便で送りました。
これで大地震でも来ないかぎり、3月にはコミックスが出るでしょう。

イラストは最後の最後の仕上げにプリンターで出力して色味をPhotoShopで調整します。
いつも使っているカラーレーザープリンターでは品質が悪くて、微妙な階調がとんでしまってまったくサンプルに使えない。
そこで久しぶりにA4インクジェットプリンターを出してきてつないだのですが、長いこと使わなかったせいかノズルが乾燥して目詰まりしたらしく、インクを新品に取り換えても何度ノズルクリーニングを繰り返してもまったく印刷できない。
あきらめて、新しいプリンターを買うことにしました。

キャノンのPIXUS9900iというA3ノビ出力対応プリンターです。
今までのA4プリンターではイラストを縮小してプリントしなければなりませんでしたが、これなら原寸を余裕で出せます。
表現力も申し分なし。(^_^)そのかわりばかでかいです。
お値段は5万8千円。最近のインクジェットとしては高いほうですが、10年前にトゥループリントを100万円で買ったことに比べると隔世の感が…。

僕が初めて買ったコンピューター用のプリンターは92年ごろ、横河ヒューレッドパッカードというメーカーのインクジェットプリンターで、A4サイズしか出力できないのに本体の大きさはPIXUS9900iと同じぐらいありました。
これでプリントしたものはドットがはっきり目で見えるぐらい大きくて色も薄く、ぜんぜんダメダメでした。
当時は「カラープリンターなんてこういうもの」だと思っていたので、まさかインクジェットがニセ札作りに使えるぐらい高性能になるなんて、想像もしていませんでしたね～。