ゆ き と の 書 斎

気まぐれゆきと帳過去ログ一覧

近況 2002年

2002年09月16日(Mon) シネマディスプレイ買っちゃいました。

今回の仕事中もいろいろなことがありました。日をずらして書いていこうと思います。
 
まずは9.11.の犠牲者の方に黙祷…。
あれ以来世界はどんどん悪い方に向かっているような気がして、世界情勢を考えると憂鬱です。
銃夢も基本的にディストピア(やな未来社会)を描く作品なわけですが、現実の世界の方が残虐・無軌道になってしまっては描きにくいったらありゃしない。
 

では、気をとりなおして、近況。
 
仕事中にミスミのカタログ読んでたら突然物欲がモリモリとわき上がり、アップルのシネマディスプレイ(液晶22インチ)を購入してしまいました!
29万8千円也。
うぉー!ひれぇーっ!
バックライトの明度むらが若干ありますが、心配していた画素欠けも無し。
しかしPhotoShopを立ち上げてみると、意外に縦方向の解像度が低いことにいまさらながらに気付く!今まで使っていた三菱22インチCRTに比べて縦がせまいため、PhotoShopのパレットの位置を再考する必要がありました。
特に場所をくうアクションパレットの配置に苦労。PhotoShopの方でアクションボタンのサイズを小さくできるオプションがあればいいんですが…。
 
今までシネマディスプレイを購入するのを躊躇していた理由のひとつに、二系統入力ができないためもう一台の自作PCと共用できない、ということがありました。
今年の夏にそれを解決するモニター切替器が出たことが購入するきっかけになりました。この切替器Bi-System DVI&ADC Sharing Boxもすでに購入しているのですが、まだ接続してません。自作PCのビデオカードにはDVI端子がすでについているようなのですが、はたしてシネマディスプレイの特殊なアスペクト比に対応しているのかしらん。
 
今回の仕事にはほかに、ワコムのスマートスクロールや漫画用フィルターデジコミツールズ1.5アップデータなどを投入したため、けっこう新鮮な気持ちで作業ができました。
 
ワコムのスマートスクロールは今年春頃、発売前から大変注目していて、発売と同時に購入したものですが、ドライバがWindows用しかないことに買ってから気付いた。
(−−#)ため、ずっと使えずにお蔵入りしていたものが、8月にようやくMac用ドライバ(β版ですけど)が出て使えるようになったものです。
画面のスクロール速度が3段階しかなかったり、ボタンにキーコンビネーションを自由に割り当てることができなかったり、まだ完成度が低い感じがします。それにツールの切替や拡大・縮小はキーボードショートカットを左手が覚えてしまっていて、無意識のうちに操作してしまいます。かといってスマートスクロールにキーボード操作を全て置き換えられるわけでもないし。
操作デバイスとしてちょっと中途半端な感じもしますね〜。でもドライバの向上しだいでは良くなるかもしれないので期待。
 
デジコミツールズ1.5はPhotoShopのプラグインで、スピード線を生成する漫画専用フィルターです。銃夢LOでは第3話から使用しています。メーカーはずっとWindows版の開発にリソースを注ぎ込んでいたようなのでMac版のアップグレードは諦めきっていたのですが、9月のはじめにMac版の1.5アップデータが出て、うれしい驚きでした。
改善点は長年の要望だった、スピード線の抜き位置の自由なコントロール。文章で説明するのは難しいですが、これによってさらに応用範囲が広まりました。
 
来年以降発売される新型MacはMacOS9.Xでは起動できないそうなので、ドライバやプラグインを作っているメーカーはMacOS X用のドライバやプラグインをちゃんと作ってくださいますよう。