ゆ き と の 書 斎

気まぐれゆきと帳過去ログ一覧

近況 2009年

2009年9月24日 レス、レビューなど


行方不明になっていた「クレヨンしんちゃん」の臼井先生が事故と確定されたそうで…。
お悔やみ申し上げます。
東尋坊で写真撮りまくってた僕らもまさに人ごとじゃないんだけども。
臼井先生は以前から山歩きしてたらしいけど、せめてお供を連れていれば…。


《 コスモアイル羽咋訪問レポ 》つーちゃんグッジョブ。(^_^)b

>kawamura君
>ロシアのポッドがBioshockの冒頭で乗り込む潜水ポッドに似ていて、
>これを資料にモデル作ったのかなあと思った。

潜水球はロケットより大昔から使われています。
潜水は外圧、宇宙船は内圧に対抗するためにボンベみたいな球体が一番合理的な形なんですな。
しかしソビエト、ロシアのデザインというのは銃器などを見ても西側とは一線を画している。
ガンショーなどの写真を見てて「うおっ!?なんだコレかっちょいいー!!」
と思うのはほぼロシアや東欧圏の銃。
なぜなのかは謎。

>UJ新人賞の木城ゆきと総評
>オクテットさん
>ゆきと先生の評論なんですが結構手厳しいものでしたね。
>ところで大賞も準入賞も無かったのですが佳作と奨励賞を受けた作品はいつか
>UJで読むことが出来るのでしょうか?

今回審査員を引き受けてから、実際に投稿作品のコピーが送られてくるまで、実のところビビって迷いまくりでした。
(そのへんのことはつーちゃんに聞いた方がいいかも)
僕自身や周りの人間が投稿作品を描こうとしてどれだけ苦労したか知っていますから…。
それに僕自身が「怪洋星」で佳作になった時に「この節穴どもがッ!!」と思ったと逆の立場が生じないとも限りませんから…。
(わかりやすくいうと、僕の審査眼の認識力を超えた才能を正当に評価できない可能性を恐れた)
でもまあ、僕も今や40過ぎのじじいだし、「若い者の前に立ちふさがる壁になる。それも大人の責任だっ!!」と思い、正直に思ったことを書きました。
しかしウルジャンに掲載される時は多少ソフトな表現に書きかえられるかと思ったんですが、全文そのまま載っちゃいましたね〜。
今回の入選作がウルジャン本誌で載るかどうかは知りませんが、ウルトラジャンプエッグにそのうち載るんじゃないでしょうか。

>不思議BBS
>ipsisimas_gaさん
> YKさんがゆきと先生だとすると、
> TKさんはツトム塾長?
> あと、先生と塾長は何故恐怖と不思議を求めているのか、
> その理由、目的をご存知の方も。

YKさんTKさん?
さぁ〜なんのことやら…。♪~( ̄ε ̄;)
僕ら兄弟が恐怖と不思議を求める理由は、それが面白いからです!!
子供のころから、科学の話と同じぐらい怪奇な話が好きでした。
年をとって多少知識が増えましたが、しょせん世の中圧倒的に僕の知らないことの方が多いので、知らないことや珍奇なことに目が輝くのは子供のころから同じです。
もう少し理屈っぽくいうと、世の中に存在する現実と幻想、科学と不合理、肉体と精神、英知と愚かさ、哲学と宗教、知られているものと知られてないもの、事実と嘘、そういった両極端の境界線上にあってどちらとも判別のつかないような事件や事象に知的スリリングを感じるとでも申しましょうか。
…かっこつけすぎました。
ただの野次馬です。


やったゲーム
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド オーバーキル
(Wii)

Wiiで買ったパッケージゲームとしては「零/月蝕の仮面」以来一年ぶりとなる。
ハウスオブザデッドシリーズはサターン版からのファンだったので、アマゾンで予約して買った。

タランティーノの映画「グラインドハウス」をイメージした演出で、B級映画っぽい世界観はなかなか楽しい。
以前のHoDとはちがうが、これはこれでアリ。

システムもだいぶ違っており、以前のHoDではいったんゲームを始めると息つく間もなくスピーディーに次から次へとステージを突き進むことになるが、オーバーキルではステージをクリアするとステージ選択画面に戻ってしまう。
ここでだいぶスピード感を削がれてしまうのはマイナス。ステージ選択画面の各ステージのB級ホラー映画風のイラストはすごくいいのだが。
それから以前のHoDシリーズに比べると、難易度が信じられないぐらいに低い。
特に各ステージのボスはセガ史上最弱の弱さ。ほとんどダメージを受けることなく倒せてしまう。
ご親切にもボスの弱点まで丸でかこってくれるし。
ラスボスの「マザー」は妙に硬いけど、攻撃が単調でぬるいので、単なる根比べになってしまい、倒してもミスして死んでも爽快感がない。
緊張感のない音楽もマイナスイメージの一因かもしれない。
以前のHoDシリーズのラスボスをやっとの思いで倒してエンディングを見た時は、本当に感動したものだが…。

ただステージをクリアするだけならものすごく簡単なのだが、一発もミス撃ちをせずにどんどんゾンビを倒していくとコンボが成立し、25人連続で倒すと「ゴアイズム」というボーナス状態になって画面に星条旗が翻る。
この連続コンボを維持してスコアアタックをかけたり、ステージ各所にあるアイテムをとったりすると適度に難易度が上がり、面白くなってくる。
(とはいえ、ボスが興ざめなのは変わらないのだが…)

エージェントGと黒人警官のアメリカン漫才な掛け合いや、敵の黒幕のキャラクターのブラックユーモアな描写は楽しい。
しかしキャラクターのモデリングや動きは初期のPS2のゲームのように稚拙で、本当に現代に作られた新作ゲームなのかと疑うほど。
所々でゾンビがなにもないところにポコッと出現したりして、作りこみの荒さが目立つ。
それとレーティング上しかたがないのかもしれないが、前シリーズのようにゾンビの体の部分破壊が中途半端。片腕はもげるものの、頭が吹っ飛んだり上半身と下半身がバラバラになったりはしない。
ストーリーモードのほかにディレクターズカットモードというのがあると聞いていたので期待していたのだが、ちょっとステージが長い以外何が違うのかわからない。
エンディングテロップやおまけ画像のスタッフのハロウィンパーティの写真などを見ると、作ったのは外国のスタジオのようだが、作りこみの荒さやラスボスがぬるいことの言い訳にはなるまい。

HoDファン、元セガゲーマーとして文句を書いたが、まあそこそこ遊べるし、知り合いが数人集まった時にキャーキャー言いながら遊ぶゲームとしては楽しいかもしれない。
HoDシリーズとしてみた時は問題作だが、普通一般のガンシューティングゲームとしてみた時はクソゲーとまでは言えない。佳作。

発売前にオーバーキルのファミ通のレビューにセガ社員が文句をつけたという記事がネットに載ったが、
オール6というファミ通の点数は残念ながら妥当。
むしろセガファンからしたら甘いぐらい。

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