★ UFO立体模型、ビデオも充実!!

写真パネルの向かいには、今やUFO事件を語る上で欠かすことのできない「ロズウェルUFO墜落事件」や秘密組織「マジェスティック(MJ)-12」、UFOが牛を惨殺するという「キャトル・ミューティレーション」などの解説パネルが続く。

我々はさらに奥へと進む。何やら大きなライトボックスに、さまざまな種類のUFOの分類図が示してある。しかし問題は、その前に設置された3つの透明アクリル円筒だ。上部には穴が開けてあり、中には円筒ぴったりの大きさのUFO模型が入っている。

はじめはこの模型が何を意味するのかわからなかったが、アクリル円筒の穴から指を入れてUFO模型に触ってみたところ、なんとこのUFO模型、フワフワ浮いているのである。このテクノロジーはどこから手に入れたのであろうか!?


UFO種別分類図

2種のUFO模型

アダムスキー型内部


そしてその横手には、ひときわ目を引く巨大なUFO模型2種が展示してある。
まず手前は、UFOとしてはもっともポピュラーかつグッドデザインの「アダムスキー型」、その奥はスイスのコンタクティー、*ビリー・マイヤーがたびたび写真に収めている「タイプ3」と呼ばれるUFOの模型だ。

*マイヤーはこれまで、プレアデスから来た(我々の知っているプレアデス星団とは別物らしい)異星人が乗るUFOの写真や動画フィルムを大量に公開して、世界中で物議を醸した。現在では、マイヤーの写真・動画フィルムは模型を糸で吊るしたりするトリックが露見し、マイヤー信者以外からは相手にされていない状況にある。

参考 → FIGU-JAPAN > プレアデス/プレヤール人コンタクト事件
参考 → FIGU.ORG > マイヤーのUFO写真


それぞれのUFO模型のケースの前には、押してくれと言わんばかりのスイッチがひとつ。アダムスキーの方をボチッと押してみると、ピカピカ電球が点滅しながら電子音が鳴り渡り、UFOが徐々に回転し始めた!UFOの反対側は1/4ほどカットされ、UFO内部の仕組みがわかるようになっていたのである。中には操縦している宇宙人もいて、実に芸が細かい。
(タイプ3の方は電球が光るだけであった)


UFOビデオも上映

各種UFOグッズ

代表的事件の解説


次は暗幕で囲われた一角が出現。中ではUFOビデオがプロジェクターで映し出されていた。この時に流れていたのは、アブダクション事件(宇宙人による誘拐事件)として有名なヒル夫妻事件などを扱ったビデオであった。UFO事件史をおさらいするにはちょうどよいコーナーである。

その横には、ガラスケースの中に並べられたUFOグッズの数々。我々木城兄弟もハマった「宇宙大作戦チョコベーダー」のフィギュアも置いてあった。だがここに飾ってあるのは、残念ながら売り物ではない。

そして最後に現れるこのUFO館最大の目玉は、立体映像シアターである。メガネをかけて見るタイプの3D映像で長さは10分程度、内容は主に千貫森とUFO館の紹介といったところだが、トリを締めるにはちょうどよいイベントとなっている。写真は撮ってこなかったので(見るのに夢中で撮り忘れた)、気になる方は現地に足を運んでもらうしかない。

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このように、我々の予想をはるかに超えた内容を誇るUFOふれあい館。1度や2度来たぐらいでは、とても語り尽くせない充実度だ。また気さくなスタッフの方々の話も聞けて、実に楽しい時間を過ごすことができた。残念ながらここで閉館時間となり、我々は後ろ髪を引かれる思いでUFO館を後にしたのであった。

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