ページ3 of 茶房・風雲庵

高倉観音ツーリング
千葉県木更津市 高蔵寺

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2016年11月3日 木城ツトム

高倉観音から数キロ、海からほど近い木更津市内にある日帰り温泉『湯の郷かずさ』はすぐに到着した。よくあるタイプの高速インターの近くにある温泉施設なのだが、時間制限無しで大人730円、ロッカー類も無料となかなか良心的。内風呂はふたつ、露天風呂が4つとサウナがあるのだが、露天風呂はふたつが水風呂なので、あまり種類は多くない。広さはまあまあ。この日は7〜8人の客がいたが、のんびりと湯につかることができた。お湯は透明で弱アルカリ性、肌がスベスベしてくるタイプ。ここは源泉がぬるま湯で、沸かして温泉にしているようだ(なのでどこにも「温泉」とは書かれていない)。

すっかり温まり汗を流したところで、この施設の食堂で遅めの昼食を取る。木更津市の名物は東京湾でとれた「あさり」で、たっぷりのあさりを卵とじドンブリにしたという「木更津丼」を食べてみた。甘い卵とあさりのダシ汁が絶妙にブレンドして、ごはんに染み込んでメッチャうまい。見た目よりボリュームもあって、すっかり満腹。

041.jpgついに出ました金のうんこ。観音浄土ここに極まれり。ありがたや〜042.jpg人魚像とリトル●ーメイドとさるかに合戦のカニ?もはやすべてがカオス043.jpgご存知、連合艦隊司令官・山本五十六の名言。しかし浄土との関係はナゾ044.jpg「観音浄土巡り」から出たところに大きな石碑。死んだペットの供養碑
045.jpg真新しい「胎内くぐり」。ひとくぐりするのに、いちいち100円取られる046.jpg「湯の郷かずさ」に到着。冷泉を温めた沸かし湯だが、入りやすく快適047.jpg「湯の郷かずさ」の食堂にて遅い昼食。木更津市の名物どんぶりを注文048.jpg木更津市で採れたあさりをたっぷりと入れた卵とじどんぶり「木更津丼」

帰り道にふたたびアクアラインのSA「海ほたる」に立ち寄っておみやげを買い、そのまままっすぐ帰宅……となるはずだったが、首都高の湾岸線でまさかの大渋滞。すいていれば1時間もかからないところ2時間以上かかってようやく帰宅。クラッチを握る手はガタガタ、股下からのエンジン熱で汗ダラダラ。せっかく温泉に入ったのにまったく意味がなくなってしまった。今回は距離にして180km程度のプチツーリングだったはずだが、とにかく暑さと渋滞にやられてクタクタになってしまった。まだまだ知られざる千葉県の珍スポットを巡りたいところだが、暑い時期はもう少し考えてから行かないと。