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５月18日（日）に開催されたツーリングイベント、VICTORY東京主催の「めんたいツーリング」に参加した。このツーリングはVICTORY車だけではなく、同じディーラーグループのインディアン東京、MVアグスタ東京との合同イベント。この日は常磐自動車道を北上し、友部JCTから北関東自動車道を水戸方面へ。そこから大洗海岸沿いの一般道を南下し、明太子工場の「めんたいパーク」を目指す。

さて私は実を言うと、ディーラー主催のマスツーリングに参加するのは今回が初めて。私は基本的に気ままに走りたいソロライダーなので、２〜３人でのツーリングも数えるほどしかしたことがない。しかし今回は時間が空いていたこと、よそでは見たことがないVICTORY車やインディアン車が見られるということ、またVICTORYへの応援も兼ねて参加することにした。

だがディーラーのVICTORY東京はオープンしてまだ１年、インディアンは超高級車種ということもあり、そもそもユーザー数がどれほどいるものなのか？その中から、当日はたしてどれだけの人数が参加するのか？自分を含めて５〜６台とか、ヘタをすると２〜３台なんていう悲惨なことになりはしないかと危惧していたのが正直なところであった。

さて５月18日当日は朝から初夏のような天気。「常磐道・守谷SAに午前10時に集合」ということだったのだが、いてもたってもいられず、ちょっと早めの９時半に出発。９時40分ごろには守谷SAに着いてしまい、まだ誰もいないんじゃないかと思っていたのだが……まさかのインディアン、VICTORY車がズラリ勢ぞろい。すでに10台以上並んでいる。またハーレーや他のツーリングライダーたちのバイクでごった返している。ハーレーは今やどこへ行っても見かけるが、インディアンやVICTORY車はツーリング先で見たことがまったくなかったので、のっけからテンションMAX状態。

興奮して写真を撮りまくっていると、なにやら見覚えのあるハーレー・ファットボブがある。タンクのエンブレムや「アイアンサイド」ヒートグリップ、リアフェンダーラックやスタッズが打たれた本革のタンクパネル。これはそう、私がハイ坊の前に乗っていた愛車ボブ太郎ではないか！話によると、私がハイ坊を買うために下取りに出したボブ太郎はすぐに売れてしまったそうで、そのオーナーさんが今回のツーリングイベントに参加していたのである。

約１年ぶりの再会となったボブ太郎はハンドルライザーやリアサスペンションが変更されていたが、今のオーナーさんがエンブレムやタンクパネルはそのままに愛用してくれているとのことで、ほとんど以前と変わらない面影のまま。里子に出したイヌと久しぶりに再会したような気分で、また乗ってやりたくなってしまったが、今の相棒のハイ坊を放っておくわけにもいかない。しかしボブ太郎もかわいがられているようで良かった良かった。