大きなカエルの置物が見送る3階の降り口から階段をくだり、回廊を進むと、元の本堂の入り口へと戻ってきた。規模は小さいながらもなかなか見応えのあるお寺であった。
曹源寺を見たあとは、お土産と昼食のために「道の駅おおた」へと向かった。中に入ると、展示スペースに真っ赤な「スバル360」が置いてある。と言うのもここ太田市は自動車メーカー・スバルの本拠地であり、言わばスバルの城下町。お土産コーナーにもスバル関連のお菓子やグッズが売られている。スバル・レヴォーグユーザーの先生のために、『スバルサブレ』をお土産に購入した。
屋台式の店で食べた「ピリ辛ぶた丼」は、辛いばかりであまりおいしいとは言えなかったが、とりあえず腹を満たしたので、次は毎度おなじみのご当地温泉に入る。今回は、太田市内にある日帰り温泉施設『源泉・湯乃庵』へと向かった。
スポーツクラブと同じ施設内にある小さな温泉だが、大人ひとり550円というリーズナブルな価格設定がうれしい。広くはないものの施設内はキレイで、内湯も露天風呂もゆっくりと入れた。
ただここの内湯は沸かし湯で温泉ではなく、お湯も無色透明。露天風呂の方は天然温泉で、薄い褐色のとろみのある塩化ナトリウム泉。ぬるすぎず熱すぎず、ナトリウム泉でよく顔が赤くなってしまう私もここは大丈夫だった。お湯の種類は少ないもののサウナもあり、そこそこにぎわっていたがゆったりのんびりと入ることができた。
帰りの道はトラブルもなくスムーズに帰宅。今回の走行距離は約215km、燃費は約リッター19kmとあまり伸びず。特に帰りの圏央道の向かい風のヒドさが燃費に響いたか。しかし今後も圏央道を活用し、さらに遠くへ足を伸ばしてみたい。