ペン皿'04

2001年には4本だったペンがこんなに増えてしまった。
右二本の丸ペンは以前と変わらない。

右から三本目のペンは、今年の初めから使い出した金色の丸ペン。英国製でHIRO LEONARDTというメーカーの801というペン先。
ものすごく腰が柔らかく、ミニサイズのGペンといった感じで、小さなコマの人物を描くのに使っている。
腰が柔らかすぎて、一定の細さの線を引くのには細心の注意がいるため、背景を描いたりするのには向かない。
またペンの中央に変な出っ張りがあるため、真ちゅう線にさして固定するタイプのペン軸にはあまり深くささらない。
そのため仕方なくマクソン製の金属製のペン軸を使っている。これはドリルのラチェットのように口をしぼりこんでペン先を固定する仕組みのため、奥深くまでさせる。そのかわり金属製なので重い。
また長さが短すぎるので、クロームメッキの補助軸で長さを足している。
現状では満足できないので、もっと良いペン軸を自作する方法を考えている。

残り三本はタチカワのGペンを使い込んで腰の柔らかくなった物別に分別している。左端の黒い軸のペンは以前と同じで、もっとも腰が柔らかくなった物で太い線用。めったに使わない。

右から四本目と五本目は新品同様のペン先と少し腰の柔らかくなったペン先。
Gペンのペン軸も留め金の部分がやわなものが多く、困っていたのだが、コイノア製の No.103というペン軸を使ってみて非常に気に入った。
金属製のレバーを押し込んでペン先を固定するようになっていて、ぐらつきがまったくない。
あと気になるのは耐久性だが、まだ使い始めて半年なのでなんとも言えない。いまのところ金具などにサビは見られないが…。
ペン軸などはいつ製造中止になるかわからないので、今後のために10本ほど買いだめしてある。