カエルゼリー of 茶房・風雲庵

禁断のワザ
木城ツトム「カエルゼリー」挑戦記
〜2002年8月17日吉日〜
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●イントロダクション●

さて無事に「フロッグラボ」挑戦を終えた私であったが……何かイヤな予感がする。何か良からぬ事を、皆が私に期待しているような……不吉な予感が頭をかすめる。気付かぬフリは長くは続かなかった。そうか、やれと言うのか。できるものならやってみろと。そういうこと言われるとやるんだぞ俺は。やるぞ本当に。

鳴かぬなら 俺が鳴いてやる ホトトギス!!

[1]用意するもの:ハ○ス・ゼ○エース(メロン)1箱

この手の王道を行く材料として、今回はハウ○・○リエースのメロン味を取り上げた。「メロン味」などという食べ物は通常真っ先に避けるものなのだが、今回だけは必須だ。しかし変化球で「イチゴ味」なんかも良かったかも知れない。作り方はカップラーメンより簡単で、粉をお湯で溶かして冷蔵庫で冷やすだけだ。さすが「エース」の名を冠するだけのことはある。

[2]カエル型にゼリーを流し込む同・その2

しかしお湯で溶かしたゼリーはサラサラの液体だ。プラスチック製のカエル型は、要所要所のふくらみのボッチをへこみに差し込んでくっついてるだけなので、そのままではスキ間からゼリーがもれてしまう。応急処置として合わせ目をビニールテープでふさいだものの、液もれは完全には防げない。手がゼリー液でベタベタ

カエル型ごとビニール袋に入れ、冷蔵庫に入れて半日待つ。とりあえずここまで来れば勝利も同然と考えていた。しかし……。

[3]カエルゼリー誕生カエルゼリー近影

ゼリーは固まった。しかし問題は型からゼリーを出すことだった。食い物のゼリーは柔らかいので、うまいこと型から抜けないのだ。型をぬるま湯にひたしてなんとか出すことに成功。しかし手足がモゲてしまった

万全を期すにはもっと固めにするか、かんてんなどを使うのがいいのかも知れない。ちなみにカエル骨格・内臓は入れていない。洗うのが面倒だったのだ……。

[4]試食

しかし何か。こういう形してるだけで、ついつい足から食べてしまうのはどういうことなのか。俺も所詮人の子ということか。どうでもいいけどゼ○エース甘すぎ。カエルの視線を感じるのは気のせいか。成仏してくれい。