写真01
懐かしいですねー。川崎の仕事場での風景です。机は小学校入学の時に買ってもらった学習机です。この机は引っ越しをしたときに退役して、今はありません。
B3のイラストボード(厚紙にケント紙が張ってあるもの)に、トレーシングペーパーに写し取ったエレメントを配置して位置決めをしているところです。
この後、黒鉛をトレペに塗りたくった手製のカーボン紙を間にはさみ、鉄筆でトレース、下書きをイラストボードに写します。それにカラーインクでペン入れをして主線とします。修正液は使えないため(絵の具の色が変わってしまう)、モノクロ原稿の数倍の気を使って慎重にペン入れします。
写真02
ペン入れが終わり、カラーインクで着色を始めたところです。水彩で、一番紙の色味が残る肌から色をつけます。この理由は、一度マスキングフィルムをはってはがしたあとの紙の表面は微妙にけばだって、色にムラが出てしまうからです。