[DVD] MIB2/タイムマシン/ゴースト・オブ・マーズ(バレあり) 02/25(Tue)プロジェクター&DVDプレーヤーを買ったもんでちょくちょく映画を見ている今日この頃ですが、今回は去年映画館で見逃した作品3本をDVDレビュー。 ●MIB2 ウチの先生がDVDをたくさん買いすぎて、「MIB2」を2本買うという大ボケを演じたためにタダでゲット!実にラッキー♪さて内容は……美女に化けた宇宙人による地球の危機を、前作でMIBを引退した「K」が再び復帰し立ち向かうというもの。 まぁ老若男女が安心して見られるドタバタコメディですね。一般大衆の「うさんくさい宇宙人」のイメージを逆手にとって、小気味よいテンポで話が進むのは前作同様、今回はホロリとさせられるところもあります。前作の最後でMIBに就職したヒロイン役は出てきませんが、今回は別にヒロインがいるので出さなくて正解でしょう。突出した部分はありませんが安定した出来の作品です。 ●タイムマシン 去年劇場で予告編を見て期待していたのですが……どうも前評判がよろしくないと思ったらやはり(笑)。原作はご存じの通りH.G.ウェルズの「タイムマシン」。監督はその曾孫サイモン・ウェルズ。 恋人を強盗に殺された主人公がタイムマシンを(あっけなく)作りあげ、過去に戻って救おうとするのですが、いくら危機を回避しようとしても結局恋人はなんらかの形で死んでしまいます。では回避法は未来にあるのではと、主人公は未来にひとっ飛びするのですが、そこからさらに混乱が……。 なんかどうも、すごくいいドラマになりそうなシチュエーションをことごとく台無しにしているような印象を受けます。映像が素晴らしいので余計にそう感じますねー。(^_^; 恋人が二度目に事故る時も事前にわかっちゃって、なんかドリフのコントを見ているような印象。その後の主人公の行動も、自分の意志なのか周りに流されてるのかよくわかりませんし……未来に行った時点で当初の目的を忘れ去ったかの如き主人公に涙(笑)。恋人のこともウーバー・モーロックによって思い出す始末だし……しっかりしてくれよ主人公。 (途中、時空を越えてる最中に恋人のペンダントが外に飛んでしまうシーンがありますが、あれが恋人との完全な断絶を描いていたのかも知れませんねー) エンディングもハッピーなのか自己満足なのかよくわかりません。 話によると原作を多少アレンジした筋書きらしいのですが、豪華絢爛な映像に比べて脚本と演出が甘すぎでしょう。スタートレックネタで遊んでいる場合ではないはず。SFXは見応えがあります。 ●ゴースト・オブ・マーズ B級の鬼才ジョン・カーペンターの昨年の話題作。カーペンターの作品には「スターマン」('84)のような正統派ドラマもありますが、やはり基本は「ニューヨーク1997」('81)「遊星からの物体X」('82)「ゴーストハンターズ」('86)などの「限定された異空間でのサスペンス&アクション」。今回の「ゴースト〜」もバッチリこの路線です。 2176年、植民地化された火星のとある街に囚人護送のために出向いた警官隊は、街の住民が首を落とされて逆さ吊りにされているのを発見。調べていくうちに、火星の怨霊(?)に取り憑かれて暴徒と化した住民たちと戦うことになる……というストーリー。 話は主人公の女性警官副隊長の回想で始まるのですが、途中何回も話が進んだり戻ったりするので、ちょっとテンポが悪いです。火星の街という異世界空間にすんなり入っていけるのはさすがカーペンターなのですが、アクションシーンが始まってもテンポの悪さはそのまま。なんだかサスペンスとアクションが煮え切らないまま融合した状態で話が進みます。途中、カンズメをオノで開けようとして自分の親指を落とすバカ者がいますが、これも笑っていいんだかなんなんだか……見ててバツが悪いシーンです。(^^; もう少しサスペンスならサスペンス、スプラッターならスプラッター、アクションならアクションで割り切った方が良かったですね。どれも取り入れてどれも中途半端。囚人役のアイス・キューブがいい味を出しているのが救いですが、「ニヤリ」とさせられる所も(ラスト以外は)ほとんどなくて残念です。 でもアンスラックス、スティーブ・ヴァイ、バケットヘッドが参加したBGMが映像にマッチしててよかったですねー。
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