管理人日記



[日記][本] 科学博物館ミイラ展&超-1怪コレクション

2006/10/27

ここのところ体調がすぐれず日記もサボってましたが、今日は前から「行かねば!」と心に決めていた、上野の国立科学博物館のイベント「化け物の文化誌展」に行ってきました。(^-^)

化け物の文化誌展(リンク
東奥日報の記事(リンク

本などで写真はよく目にするものの、河童や天狗、人魚のミイラの実物が見られる機会はなかなかないので、そういう意味ではいい感じに貴重な体験でした。人魚のミイラは顔が二つあったけど、あれはどういう意味なのか?(^^;またいろいろな妖怪絵もあって見ごたえがあり。中でも西洋の古い本の怪物絵(あれはクジラだったのかな?)は素晴らしかったです。

しかし上の東奥日報の記事の中にある「“ミイラ”のエックス線撮影」の写真っていうのがなかったのが残念!もしかしてエックス線撮影したら本物のミイラであることがわかっちゃったのか!?(^^;


さて科学博物館に行った目的は「化け物の文化誌展」だったんですが、化け物展の規模は小さくて、メインのイベントとなるのは「大英博物館・ミイラと古代エジプト展」だったのでそっちも見てきました。

大英博物館・ミイラと古代エジプト展(リンク

こっちの目玉はエジプトのミイラをCTスキャンにかけたものを3D化し、それを立体映画で見られるという「ヴァーチャルミイラ」。立体映画である必然性は今一つ謎でしたが(それを言ったら他の立体映画もそうか)、ミイラ研究者のドキドキワクワク感が感じられて(笑)いい感じでした。

結局ミイラは主役のネスペルエンネブウと、他に三つぐらいしかないので、イベントの規模としては小ぶりな印象でしたが、まあまあそれなりには楽しめました。ヒエログリフの「〜に」が「〜に」の意味であることを覚えたので良しとしましょう(笑)。大英博物館には、次はぜひとも「呪いのミイラ」をCTスキャンにかけてヴァーチャル化して欲しいものです。果たしてそれを見た人も呪われるのか??(^^;

★★★

さてさて話は変わって、私は今年7月の日記(リンク)で実話系怪談本「「超」怖い話」の最近のシリーズが面白くない!と酷評しましたが、先日、その「超怖」シリーズの派生本「超-1怪コレクション」というのが出ました。これが予想に反して非常に面白い!「超怖」の原点に帰ったような「不思議怖い」話がたくさん載っていて楽しめました。(^^

Amazon 超-1怪コレクション(リンク

実はこの本「超怖」の作者が書いたものではなく、「超怖」のファンから怪奇話を募集し、集まった話を(誰がどの話を書いたのかは伏せて)ネット上で一般人に評価してもらい、上位になった話を集めた本です。で、中にはグロ話もあったりしますが、主に不思議系の、初期「超怖」テイストを彷彿とさせる話がたくさん入っていて「やっぱり超怖ファンはこういうのを読みたがってるんじゃないか!」と叫ばずにはいられません(笑)。

実は明日28日に「超-1怪コレクション」の2冊目が出るそうで今から楽しみですが、これを機に本家「超怖」シリーズも原点に帰って欲しいと願わずにはおれません。




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