[DVD] ホラー3本立て+α(バレなし) 05/28(Fri)どうもここのところ自転車関連の話題に偏ってるので、口直しに今月見たDVDのレビューと参ります。
●ヘルレイザー/リターン・オブ・ナイトメア(03) 80年代から15年近く続いている特撮ホラー人気シリーズの、えーと6作目?(^^; 知らない間に続いてますねぇ。ちゅうかちゃんと全国で劇場公開して欲しいモンです。名が通ってるシリーズなんだから、もちっと待遇が良くてもいいと思うんですが。 さて特撮ホラーヒーローの三巨頭と言えばジェイソン、フレディに「ヘルレイザー」のピンヘッド!ライバルの?ジェイソンとフレディが競演して(フレディvsジェイソン)それぞれの単独シリーズは今や風前の灯ですが、我らがピンヘッドはまだまだ現役。長く続いてホラー界の寅さんとなって欲しいものです。 で、このシリーズ6作目。3、4作目で方向性があさっての方を向いてしまい、お嘆きの貴兄も多いようですが(私は大好きです)、5作目の「ゲート・オブ・インフェルノ」でシリアス・サスペンス調に変化。続く今作もサスペンス映画タッチで、流血量は少ないです(笑)。毎回の楽しみであるピンヘッド以外の魔導師もほとんど活躍せず、その辺を期待すると拍子抜けします。 今作は、かの傑作「ジェイコブス・ラダー」(90)のオマージュ的作品で、ストーリーも演出もそっくりな部分が目白押しです(パクリと言うより、おそらく監督が「ジェイコブス〜」のファンなのでしょう)。故に「ジェイコブス・ラダー」ファンはちょっとシラケてしまうかも知れません。逆に「ジェイコブス〜」を知らない人だと、ちょっと混乱するかも。いずれにしても「ヘルレイザー」風味は薄く、中途半端感は否めません。流血が苦手でサスペンス風味のライトホラーが好きな人におすすめ。
●死霊のしたたり3(BEYOND REANIMATOR/03) 隠れざるB級ホラー映画の傑作「ZOMBIO 死霊のしたたり」(85)の正式な続編。この「死霊のしたたり」シリーズには「新・死霊のしたたり」(90)というシリーズとは関係ない作品(原題:SILENT NIGHT, DEADLY NIGHT 4)が含まれているので混乱しやすいですが、今作が正規の続編です。 原作は一応H.P.ラヴクラフトで(ほぼ関係ありませんが)死体を生き返らせることに夢中になる科学者の話です。今作はさすがに1作目程のパワーはありませんが、漫画のようにわかりやすいキャラクター配置といい、徹底的にスプラッターする姿勢といい、監督のブライアン・ユズナには「さすがB級映画というモノを心得てるなぁ」と感心させられます(笑)。 話はもうお約束通り、80年代的なマッタリ感のあるテンポで進み、最後には笑いがこみ上げてきます(そういや主人公とヒロインはこの後どうなっちゃうんだろう(^^;)。 あくまでスプラッターコメディなので、シャレがわかる人向け。
●ワックス・ワーク(88) ずいぶん昔にレンタルビデオで見た作品ですが、最近になってDVD化しました。やはり一種のホラー・コメディで、全体的にすんごいチープさが漂いながらも、制作陣が楽しんで一生懸命作ってる感じが伝わってきます。80年代B級ホラーの佳作です。 若者男女?人組が、招待された蝋人形館の夜中のパーティーで次々と姿を消していく…というありがちなストーリーですが、細かい演出のアイディアで盛り上げてます。まぁ80年代の映画なので今見るとだいぶまったりと話が進みますが(最後の乱闘もあんまり緊張感がないし(^^;)、なかなかよく出来た映画だと思います。 「死霊のしたたり」もそうですが、こういったホラー・コメディを見る姿勢として「恐怖と笑いは表裏一体」という真理を理解していないと楽しめません。一般的には「恐怖と笑いは対極のもの」という認識があるようですが、それは間違いです。恐怖な事件は第三者の立場で傍観すれば喜劇であり、逆に喜劇は笑われている立場に立てば充分恐怖です。このあたりの妙味を味わえるようになって初めてホラー・コメディは楽しめると言えましょう(例えば失敗作「バタリアン2」はコメディではなくパロディであり、似て異なるものです)。 ところでこの「ワックス・ワーク」の監督アンソニー・ヒコックス、どこかで聞いたような…と思ったら「ヘルレイザー3」の監督なんですね。なるほど私のツボなわけです。(^^;
●怒れるドラゴン・不死身の四天王(73) 古〜いカンフー映画。ウチの先生がタブって買ってしまって、おこぼれに預かりました(笑)。カンフー映画界の巨星、ジミー・ウォング監督・主演。「四天王」のタイトル通り、当時のカンフースター4人の夢の競演ということらしいです。 まぁ正直言ってあまりパッとしません。(^^; カンフー映画ファン用のコレクターズアイテムと言っていいでしょう。全体的にまったりと爽やか(笑)で、武術者の怨念のようなものが感じられません。主役のジミー・ウォングは軽薄な役柄に軽薄な顔立ちで(笑)、いやまぁ実にマッチしているんですが「主役」って感じがしないし。 ただ、敵の日本人(お約束/笑)の虚無僧の笠をかぶった忍者(笑)4人組と、その4人をたばねる拳法使いの用心棒がなかなかカッコ良かったです。この用心棒、決闘を始める合図として、「武」と書かれた黒い扇子をフトコロから出して破り捨てるんですが、いやーフトコロから出るわ出るわ次から次へと黒い扇子(笑)。しかしこういうB級な演出がまた楽しいんですが。(^^
|