ここは木城ゆきと専用日記帳です。
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K-1ジャパン感動しました 09/22(Sun)

ベルナルド勝った〜!\(T▽T)/
途中二度のダウンを喫したあとの逆転KO!
負ければ「引退」という背水の陣をしいての試合だったから,勝った時は僕は涙がぼろぼろ出てしまいましたよう。
これでまたベルナルドの試合が観られるんだ。
 
トーナメントの方も好試合が多くてよかった。テレビ放映は時間の都合でカットされたラウンドが多くてムカついたりしたけど。
決勝の武蔵v.s.中迫、両者とも死力を尽くした打撃戦で,判定だったけどすばらしい試合だった。とくに「根性なし」とみられていた中迫のアグレッシブなファイトは汚名を返上してあまりあると思う。

 

悪夢見ちゃった。 09/21(Sat)

銃夢LO3巻をパラパラとめくっていたら,途中のページのコマの中が下書きのままの真っ白な状態だった。
Macでの仕上げ作業の段階で,別の原稿の絵をトーン処理してペーストするべきところを忘れてしまったらしい。
「な,なんてことだぁっ!もうこれ発売されてしまっているじゃんか!」
うああああああっ!!
 
・・・・・・・夢でした。
はあはあ…。
今月号のガリィばりに飛び起きてしまった。おそろしい…。
なんでこんな夢見るかな〜?
気付かぬうちにストレスがたまっているのだろうか。
 

昼間本屋に行ったら,銃夢LO3巻平積みされてました。
初版9万部なので,当然でしょう。
 
しかしほかの漫画の表紙に混じって置かれていると,銃夢LOだけズーンと絵が暗いですね〜。まるでそこだけブラックホールのごとく。
ま〜絵のトーンが暗いのは旧銃夢の時から指摘されていたし,内容も明るいとはいいがたいのでこれで吉なんですが。
 
今回事前に印刷所からもらっていた見本刷りと出来上がりのカバーの色がだいぶ違うのです。「色温度」が一段低い設定になっているみたいで,見本刷りと比べて明らかにトーンが黄色がかって暗い。
デジタルイラストなので見るモニターによって色が変わったり,モニター上の色と印刷可能色が違ってくるのは当たり前なので,僕は自分のモニターの色はあまり当てにせず,印刷所が出してくる見本刷りを見てOKかどうか決めています。
それが見本刷りとも色が違うんじゃなぁ〜。(−−”)
今度抗議しておかんと。

 

映画の感想など 09/20(Fri)

今「チョコベーダー」関連のネットゲーム「人類誘拐計画アブダクション」にエントリーして遊んでいます。
 
「人類誘拐計画アブダクション」↓
http://www.abduction.jp/
 
「北朝鮮の拉致問題で騒然としている時になんて不謹慎な!」などと言わないでいただきたい!それはそれ、これはこれ。自粛反対。
朝日新聞あたりがくだらんスケープゴート記事書きそうで心配。
 
僕はユーザー名「ユキトZ」ユーザー惑星名「MIRA」でエントリーしてます。
自分でコントロールする要素がほとんどない運まかせなゲームですが、ヒマで興味がある人はプレイしてみてください。
 

ゲームといえば、Xボックスの「鉄騎」!ヒマみてやってます!
面白いっす!最初は何がなんだかで戦死すること十数回、コツがつかめてくるとがぜん面白くなります。ただいま6ステージ目の偵察任務で道に迷って詰まってます。
 
このゲームの巨大コントローラーのためにわざわざベットサイドデスク買いました。しかしペダルを置きにくいことが判明し、おりたたみ式の会議テーブルみたいなものを新たに買おうかなどと考えてます。
 

毎回恒例の仕事後の映画鑑賞で、今回は「バイオハザード」と「リターナー」を観てきました。
 
・「バイオハザード」
監督がポール・アンダーソンということで、まずハズレはないだろうとふんでました。
この監督の過去の作品、「モータル・コンバット」「イベント・ホライズン」「ソルジャー」いずれもB級的小粒な作品ですが、僕は大好きなものばかりなんですよ。
というわけで、今回もクールな演出とひねりのきいたプロットで魅せてくれました。
予告ではアクション映画になっちゃうのかと思いましたが、実際には正攻法のホラー、サスペンスの演出で笑う余地のないほどの緊迫感です。
 
ゲームのクライマックスではロケットランチャーで巨大モンスターをふっ飛ばすようなスペクタクルな対決が映画ではないので、人によっては物足りないかもしれません。
しかし、映画のクライマックスでは武器は拳銃一丁に弾倉一個。ゲームをやった人ならこれがどんなに絶望的な状況かわかるでしょう。
(T_T)
 
ゲームのストーリーともあまり破綻のないようにつながるようになっていて、特にラストなどはニヤリとさせられます。
 

・「リターナー」
いや〜、面白かったっす!!
僕は日本映画でここまでできたことに素直に感動しましたよ、マジで!!
ストーリー中盤は地元の筑波が舞台で、筑波山ふっ飛ばされちゃうし。
(^o^;)
宇宙開発研究所の上空をジャンボジェットが低空で飛んでるのを見て,「筑波の上にこんなジャンボは飛ばないぞ?」と不審に思ってたらちゃんと伏線になってたり。
 
僕は主役の金城武という人はゲームの「鬼武者」で初めて知って(芸能人オンチですいません)、「やけにろれつの回らない話し方する人だなぁ」とか思ってました。
台湾出身の人だと知ったのは映画見る直前でした。
日本語は「鬼武者」の時より上達していて、役の設定自体も「大陸から日本に来た」ということになっているので不自然さは全然なかったです。
 
たしかに,タイムトラベルとか宇宙人侵略とか,個々の題材は手あかがついていて目新しさはないともいえますが,「目新しい」ことがイコール「面白さの本質」ではないのでそんなことは僕的にはどうでもいいです。
大切なことは古いことわざにあるように「古い葡萄酒を新しい瓶に入れて出す」こと。
 
山崎監督の作品の題材の扱い方は,一見して分かるようにジャパニメーション的手法で,ジャンルは雑多,それを緻密な演出とプロットで見せていく方法ですが,僕が重視したいのは生身の俳優を使ったドラマ部分が実写映画としてちゃんとしていること(邦画にはまともに演技できない俳優も多いですから…)。
ジャパニメーション的荒唐無稽なSFX演出と、足が地についた俳優の演技のバランスがとれて、はじめて「実写映画」として語るに足るものになるということです。
 
むかし雨宮慶太の「ゼイラム」を観たとき「こいつは将来ハリウッドと真っ向勝負できるような日本特撮映画を作ってくれるかも!?」と夢を見ましたが,結局「ちょっと豪華な特撮ヒーローもの」の範疇から出ることがなく,夢は夢のままで終わりました。
しかし山崎貴監督は「ジュヴナイル」以後まっすぐ順調に成長しているようです。
すくなくとも「リターナー」クラスの作品をあと2,3本作れば「日本のツイ・ハーク」の名をほしいままにできるでしょう。
そうしたらぜひとも「怪盗ヤミー」の完全版を作ってほしいものです。
(^_^)

 

江ノ島タワー 09/18(Wed)

北朝鮮が日本人拉致事件を認めて安否を発表したことで騒ぎになってますね。
まったくふざけたはなしです。
でも日本は平和国家になったのでアメリカみたいにすぐ「空爆だ〜!」とやるわけにはいきません。経済制裁もこれ以上しようがないのがツライところ。
これを機になんとか北朝鮮にはまともな国になってもらい、平和共存可能になってほしいものです。
てはじめに北朝鮮の国名から「民主主義」の看板をとってもらいたいですな。
厚顔無恥にもほどがある。
 
***
 

「江ノ島タワー」
 
僕の親父は東京世田谷区駒沢生まれで、子供の頃はとんでもない悪ガキだったらしい。
時代は終戦直後。昔の記録映像にある「ギブミーチョコレート!」と進駐軍(占領中の米兵)に群がった子供たちと同年代である。ちなみに親父は気位の高さから「ギブミーチョコレート!」はやらなかったらしい。(親父談)
 
自転車のチューブで超強力なパチンコを作り、雨戸を盾にして小石で戦争ごっこをしたり。
駒沢大学の雨どいがアカ(銅製)で高く売れるときき、祭りの日に構内に忍びこんでひっぺがして売りさばいたり。
「もう時効だよなあ。避雷針の先に金が使われているときいて狙ったが、たどり着けずに諦めた。」(親父談)
 
およそ今の感覚・常識からかけはなれた体験談がぽんぽん飛び出す。
中でも一番信じがたかったのが次の話だ。
 
「世田谷に広大な日本軍の訓練場があった。そこに高さ50メートルはある、落下傘部隊が訓練するための鉄塔があった。
敗戦後、誰も管理する者がなく、荒れ放題だったそこはガキどもの格好の遊び場だった。
手すりも何もない50メートルの鉄塔に仲間と登り、上から立ちションベンしたものだ。
その鉄塔が、今、江ノ島にある展望タワーになったんだよ。」(親父談)
 
僕も小学生の頃江ノ島の展望タワーに登ったことがある。そのときはそんなこと言わなかったじゃねーかよ親父ぃー!と言うわけでにわかには信じがたい。
というか信じてなかった。今朝の新聞を読むまでは。
 
今朝の朝日新聞朝刊のコラム。江ノ島に新塔が建設中であることを伝える内容で、その中の一節にこうある。
「高さ54メートルの江ノ島展望台は、戦前の落下傘訓練塔を「平和塔」と改名して51年に移築した。」
 
ガ〜ン!ほ、本当だったのか親父ぃ〜!
本当にあの上から立ちションしたのか〜!
 
父はほんとうに偉大でした。

 

シネマディスプレイ買っちゃいました。 09/16(Mon)

今回の仕事中もいろいろなことがありました。日をずらして書いていこうと思います。
 
まずは9.11.の犠牲者の方に黙祷…。
あれ以来世界はどんどん悪い方に向かっているような気がして、世界情勢を考えると憂鬱です。
銃夢も基本的にディストピア(やな未来社会)を描く作品なわけですが、現実の世界の方が残虐・無軌道になってしまっては描きにくいったらありゃしない。
 

では、気をとりなおして、近況。
 
仕事中にミスミのカタログ読んでたら突然物欲がモリモリとわき上がり、アップルのシネマディスプレイ(液晶22インチ)を購入してしまいました!
29万8千円也。
うぉー!ひれぇーっ!
バックライトの明度むらが若干ありますが、心配していた画素欠けも無し。
しかしPhotoShopを立ち上げてみると、意外に縦方向の解像度が低いことにいまさらながらに気付く!今まで使っていた三菱22インチCRTに比べて縦がせまいため、PhotoShopのパレットの位置を再考する必要がありました。
特に場所をくうアクションパレットの配置に苦労。PhotoShopの方でアクションボタンのサイズを小さくできるオプションがあればいいんですが…。
 
今までシネマディスプレイを購入するのを躊躇していた理由のひとつに、二系統入力ができないためもう一台の自作PCと共用できない、ということがありました。
今年の夏にそれを解決するモニター切替器が出たことが購入するきっかけになりました。この切替器Bi-System DVI&ADC Sharing Boxもすでに購入しているのですが、まだ接続してません。自作PCのビデオカードにはDVI端子がすでについているようなのですが、はたしてシネマディスプレイの特殊なアスペクト比に対応しているのかしらん。
 
今回の仕事にはほかに、ワコムのスマートスクロールや漫画用フィルターデジコミツールズ1.5アップデータなどを投入したため、けっこう新鮮な気持ちで作業ができました。
 
ワコムのスマートスクロールは今年春頃、発売前から大変注目していて、発売と同時に購入したものですが、ドライバがWindows用しかないことに買ってから気付いた。
(−−#)ため、ずっと使えずにお蔵入りしていたものが、8月にようやくMac用ドライバ(β版ですけど)が出て使えるようになったものです。
画面のスクロール速度が3段階しかなかったり、ボタンにキーコンビネーションを自由に割り当てることができなかったり、まだ完成度が低い感じがします。それにツールの切替や拡大・縮小はキーボードショートカットを左手が覚えてしまっていて、無意識のうちに操作してしまいます。かといってスマートスクロールにキーボード操作を全て置き換えられるわけでもないし。
操作デバイスとしてちょっと中途半端な感じもしますね〜。でもドライバの向上しだいでは良くなるかもしれないので期待。
 
デジコミツールズ1.5はPhotoShopのプラグインで、スピード線を生成する漫画専用フィルターです。銃夢LOでは第3話から使用しています。メーカーはずっとWindows版の開発にリソースを注ぎ込んでいたようなのでMac版のアップグレードは諦めきっていたのですが、9月のはじめにMac版の1.5アップデータが出て、うれしい驚きでした。
改善点は長年の要望だった、スピード線の抜き位置の自由なコントロール。文章で説明するのは難しいですが、これによってさらに応用範囲が広まりました。
 
来年以降発売される新型MacはMacOS9.Xでは起動できないそうなので、ドライバやプラグインを作っているメーカーはMacOS X用のドライバやプラグインをちゃんと作ってくださいますよう。

 

ジャガー購入 08/30(Fri)

Mac OSX 10.2「ジャガー」を購入しました。
数日前に学園都市のパソコン店に買いに行ったのですが、売り切れ。
(−−#)予約分しか仕入れてないんじゃないのか。
帰ってすぐにネットのアップルストアで注文。そしたら2日で届きました。
 
PowerBookG4にインストール。
メーラーをアウトルックから移行するためにメールボックスを読み込もうとしたらちょっとトラブって焦りましたが、最終的には純正メーラーに移行成功。
漫画のシナプスを練る時に使っていたアウトラインプロセッサーも今回からオムニ・アウトライナーというMac OSX対応ソフトに替えたので、これで少なくともテキスト環境においてはMac OSXメインの環境が整いました。
 
「ジャガー」、なかなか調子いいっす。(^_^)
心なしか、カーソルの動きが軽いし。
一時スリープしなくなったのでビビりましたが、再起動したら直りました。
 
ただ、Mac OSXを漫画の仕事のメインに使用するのはまだまだ先ですね。
PhotoShopをMac OSXで使うには描画速度や色のマッチング、プラグインの問題などがありすぎてダメっす。
特にMac OSX交換のプラグインの話がまったく出てこないのはどうしたもんですかね〜。
 

>メタル掲示板
 
セリオンいいっすよね〜。(^_^)
ゲーム版「銃夢」の宇宙編シナリオを書いてた時、セリオン「セリ」とヴァンゲリスの「ヴォイシズ」をずっと聴いていて、イメージ曲でした〜。

 

「銃夢・あなたの知らない世界」第4弾 08/26(Mon)

あああ、8月が終わってしまう〜。
ここ一週間、来年度のカレンダー用イラストというものを描いていました。
ところがあまりに大がかりな構図にしたため、描いても描いてもまったく終わらない〜。
ついこのあいだ、ここで「プロというものは締め切りまでの時間を見て作品の規模を決めるのです」みたいなことを言っといて、なんというザマ。
(T_T)
僕は、一枚絵に関しては自信のなさのために無理やり凝った構図にしてしまう傾向があるようです…。
連載一回休んどいて、約束した仕事をこなせないなんて。
情けないこと限り無し。
 
自己嫌悪はこの辺にしておいて…。
 
忘れないうちに「銃夢・あなたの知らない世界」第4弾。
 
「発掘!謎のコレクション!!」
 
下の画像をごらんいただきたい。(指アイコンをクリックすると別ウインドゥに画像が開きます。左アイコンはコマ全体、右のアイコンは拡大画像。)
 
銃夢LO単行本2巻177p、PHASE:12「夢の罪の重さを」の一シーン。アンティーク屋の親父の回想を聞くコヨミちゃんである。
画面の中央の額縁に注目。
 
そこに飾られているのは、かの有名な「捕らえられた宇宙人」の写真であった。
 
これは1950年代に西ドイツ・ケルンの新聞に掲載されたものが初出だといういわくつきの宇宙人古写真で、一説によればメキシコシティーの近くに不時着した宇宙人を撮ったものだという。その真偽は今となっては確かめようがない。

 
 

「銃夢・あなたの知らない世界」第3弾 08/19(Mon)

好評の「銃夢・あなたの知らない世界」第3弾!!
 
「目撃!巨大UFO!!」
 
下の画像をごらんいただきたい。(指アイコンをクリックすると別ウインドゥに画像が開きます。左アイコンはコマ全体、右のアイコンは拡大画像。)
 
銃夢LO単行本2巻124/125p、PHASE:10「懐カシイ歌」の見開きザレム全景である。
画面の左奥に注目。
 
非常に有名な画像なので今さら解説の必要もないかもしれないが、雲海の上に典型的な皿形UFOが浮かんでいる。雲海には影も落ちており、これが印刷のミスなどではないことがわかる。
コンピューターによる画像解析によっても、これが糸でつった模型ではないことは証明されている。
特筆すべきはそのサイズである。
ザレムのはるか向こうに位置していることを考慮すると、その直径はゆうに100メートル以上はあると考えられる。
 
さらに、銃夢LO単行本2巻をお持ちの方は、巻末の解説ページを参照していただきたい。
そこの挿し絵に使われているザレムの画像は124/125pの見開き画像とまったく同じものであるが、奇妙なことにUFOの姿がどこにもない。
NASAの隠蔽工作であろうか。

 
 

「銃夢・あなたの知らない世界」第2弾 08/18(Sun)

「銃夢・あなたの知らない世界」第2弾!!
 
「発見!未知生物!!」
 
下の画像をごらんいただきたい。(指アイコンをクリックすると別ウインドゥに画像が開きます。左アイコンはコマ全体、右のアイコンは拡大画像。)
旧銃夢単行本9巻148p、完全版6巻254p、グラナイト・インでの死闘を終えたガリィがバギーでフォギアの元へ帰ろうとしているシーンである。
画面の左奥に注目。
 
実に奇妙な姿をした生物のシルエットが映りこんでいるではないか!
特徴的な頭蓋の形状などから、この生物は1979年にアメリカ合衆国マサチューセッツ州で目撃された「ドーバー・デーモン」と呼ばれる怪生物と同じものと推測される。
その異様な姿に類似する生物は地球上にいないため、地球外生物とも異次元生物とも言われる極めてレアなUMA(未確認生物)である。
最近では学研「ムー」のUMA食玩フィギュアとして商品化されてもいる。

 
 

「銃夢・あなたの知らない世界」第1弾 08/18(Sun)

さて…
予告通り「銃夢・あなたの知らない世界」第1弾をお送りします!!
 
「恐怖!怨念の顔が浮かぶ!」
 
下の画像をごらんいただきたい。(アイコンをクリックすると別ウインドゥで開きます。)
旧銃夢FIGHT46「馬借戦記」中の一シーンである。
旧単行本では8巻134p、完全版では6巻20pのひとコマ、ビュイック氏が無人のはずの馬借工場内で苦悩する場面だが、画面の右奥に注目してほしい。
 
なんと、誰もいないはずのそこに無表情な男の顔が!
青白いその顔は生者のものとは思われない。
おそらくバージャックに襲われ非業の死をとげた人の霊であろう…。

 
 

 

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