研究No.10:京都府/アイ

コメント:もっとも恐れている者を目の当りに
した時の、絶望感や恐怖の表情を描きました。

[ 悪夢との再開 ]


館 長 放 言

万歳塾・第68回にて久々の復帰を果たした京都のはんなり絵師・アイ研究員が、突然まさかまさかのザパンコース出現である。かわいらしくライトな画風から一変、極太鉛筆線でキャンバスに情念をたたき込んだ、強烈な迫力のある作品に仕上がっている。まあかわいらしくてライトなザパンというのは無理がありすぎるのでこうなるのも仕方のないところだが、御仁がこのような作品を描くというのは新たな発見だ。そのチャレンジ精神も含め実に天晴れであると言えよう。ただ背景が鮮やかな赤のベタ塗りなので、やや絵とのギャップがある。ここは白黒画と割り切って、鉛筆線で塗りつぶすなどした方がマッチするだろう。また今回は新たなチャレンジという面もある作品だと思うが、自分の本来の持ち味を活かす精進も怠らないようにしてもらいたい。恐れている者と目が合っちゃっても精進である。

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