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約2年前の2004年9月、万歳塾第48回を最後に消息を絶っていた元万歳塾常連塾生、福岡のふとし塾生が突然の帰還である。現在メインを張っている塾生たちの一世代前の先輩と言ってよい。特に数少ない九州勢のひとりとして、復帰は多いに喜ばしいことである。さてそんな御仁の作品は…どこの娼婦かと思いきや、よく見るとガリィである。非常にアナログ感たっぷりな線画彩色が深い味わいを出しており、さりげない表情や仕草の描写は堂に入っていてスキがない。この2年間の精進ぶりを伺わせる作品として、実に天晴れである。御仁はかなりの実力者ながら調子に乗ってしまう悪いクセがあり、そのためにこれまではきちんと実力を発揮することが出来ずにいたが、今回のようにまじめに精進を続けていればトップ塾生の座も見えてこよう(しかし〆切ギリギリ投稿は相変わらずだが)。おごれる者は久しからず。国破れても精進である。
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