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万歳投稿も今回で4度目、もはやすっかり常連塾生の仲間入りを果たした上州からの刺客・群馬のmohachi塾生である。この御仁、なかなかの実力者であることは今までの投稿作品を見てもお分かりだが、画風があっちに行ったりこっちに行ったりと落ち着きがないのも特徴のひとつである。そんな御仁の新作は…脳内妄想の極地と言うべきか、微妙にファンタジーな世界に生息する白キムジィ。「太古の森」という感じのコケに覆われた木々と一輪の花、そしてキムジィの位置構成が実に見事。また光が射す森の奥の表現による空気感・距離感が素晴らしい。あまりにも天晴れである。ちょっと評価が甘いような気もするが、今回もツボを突かれたので「塾長賞」進呈である。しかし御仁はこの光景を「癒しのファンタジー世界」として描いているわけだが、ネタを知らない人にとっては単なる妖怪画である。いかに御仁であっても、実際に森の中でこんなものに出くわしたらアワを吹くであろう。不思議の森に迷い込むのも程々に精進である。
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