愛車のホンダ・フィット1.5Sを購入して早1年。走行距離もやっとこさ3,000kmをオーバーして(走ってないな〜(^^;)だいぶなじんできました。
そのフィットの数少ない弱点の一つに乗り心地の固さがありまして、高速の段差などではけっこう「ガツンッ」と衝撃が伝わってきていました。もともとフィットは分類上、荷物を運ぶ「ワゴン」扱いなのである程度の足(サスペンション)の固さは仕方ないのですが、やはり乗り心地はイイにこしたことはありません。
そこでフィット乗り心地改善の定番として知られる、サスペンションのアッパーマウントにゴム板をはさみこむ激安DIY改造を今年二月ごろに行いました。何しろ用意するのは3mm厚のゴム板のみ、金額にして300円程度です。(^^
なおこの技はこちらのページ(リンク)を参考にさせていただきました。<(_ _)>
ゴム板をドーナツ状に切り抜く
3mm厚のゴム板を7cm径の円に切り取り、4cm径の穴をあけてドーナツ状にしたものを2つ。さらに4cm径に1.7cmの穴をあけたものを2つ作ります。大きい方がフロント用、小さい方がリア用です。
アッパーマウントにゴム板をはさむ
ボンネットを開けてアッパーマウントを取り外し、ゴム板をはさみこんで元通りに締め直します。ここでゴム板に遊びがあって緩みがないと駄目だということで、ゴム板の穴は少し大きめにしておくといいみたいです。
リアにもゴム板をはさむ
リアの方は遊びはなく、マウントを締めるとゴム板も動かなくなります。 (※改造は自己責任でおこなってください!)
この改造をしてから500kmほど(主に高速を)走りましたが、段差の衝撃がだいぶマイルドになった感じがしますね。以前は「ガツンッ」と来ると肩に力が入りましたが、改造後は気にせずやり過ごすことが多くなった感じです。だいぶ肩の力を抜いてドライブできるようになったというところでしょうか。今はむしろタイヤのロードノイズの方が気になります。
それにしてもこの程度のパーツで乗り心地の印象が変わるのなら、はじめからつけておいて欲しいですよねぇ。やはりこれも、1円1銭単位でコスト削減している日本車の宿命でしょうか。(^^;
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