| 管理人 ツトム様、皆様はじめまして。
自分が専門学校生(当時20歳)だった時の体験談をお話させて下さい。
自分はそれまで宗教には全く興味が無く、心霊、怪奇現象?など鼻で笑うような性格でした。
当時はマスコミで、女性霊媒師G氏(現在は故人)が全盛の頃で、テレビにもよく出演されていましたが、すぐにチャンネルを変えてしまうような、そんな性格でしたのでなおさらあの体験のショックが大きかったのかもしれません。
あれは学校から帰宅後の夜、2階の自室で漫画など読みながら、ゴロゴロしていた時の出来事です。
自宅に居るのは自分と母のみ。父はその日は夜勤の為、翌朝まで帰宅しません。
漫画を読むうちに眠くなり、布団の上でうとうとしていました。
どれくらいの時間が経ったでしょう?ふと、階下の物音で目が覚めました。そして
「トン、トン、トン」と階段を登ってくる足音が・・・。
自宅は木造家屋で、階段も木製なので足音は注意しないとそれなりに響きます。
母は普段、用事があれば電話の子機にかけて来るので、わざわざ2階まで登って来ません。
どうしたのかな?と思ううち足音は閉めてある自室の扉の前で止まりました。
ですが扉をノックするわけでもなく、声を掛けても来ません。2階の他の部屋に入る気配もありません。不審に思いこちらから声を掛けようとした瞬間、
声が出ない!!
布団から上体を起こそうとしても、
体が動かない!!
ですが、そのときは心霊現象に興味のない自分ですので「金縛り」などという発想は毛頭無く恐怖も感じず、あれーまだねぼけてるのかなぁ?程度の認識で余裕ぶっこいているうちに
眠くなり、また寝てしまったのです。
翌朝、帰宅した父も交えて朝食の最中、昨夜の事を思い出し
「おかん、昨日部屋の前でなんかしてたみたいだけど、どうかしたの?」
と聞くと、おかんは
「あたしあんたが帰った後は、2階になんか行ってないよ。テレビ見てたし。」
と答えるではありませんか。何度聞いても返答は一緒。
じゃあ昨夜のあれは一体?と考えるうち、背筋がぞっと寒くなりました。
これが、もしかして・・・「金縛り」ってヤツ???
しばらく恐怖で固まったのを憶えています。
以来、今日まで類似の体験はありませんが、心霊現象というものを、頭から否定はしなくなりました。皆様の「金縛り」体験もうかがってみたいです。
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