| 忍術に限らず、戦国時代由来の武術は、
甲冑の上から内臓を爆裂させたり頭蓋骨の縫合を解いてしまったりと、
とにかく何十といる敵を次々と一瞬の内に反撃不能の状態にしていかねば
ならないのでとんでもなく危険な技ばかりだそうですね。
本当の「使い手」が身につけているのは
「技」ではなく「術」なんですよね。
昔の日本人が人体を研究して作り上げた技は
西洋人の力任せの「格闘技」とはまったくの異次元世界なのですよね。
(でもこれは自分が実際に掛けられて体験してみないと分からない)
しかしそんな優れた技も時代と共に多くが失われてしまったようです。
『空手道教範』などをみても再版版には
「初版の頃に比べて多くの技が失われてしまった」と書いてありますよね。
でもどんなに優れた技を身につけていても
いい年して髪の毛を緑や紫色にするような人間からは
何かを学びたいとは思いませんけれど(笑) |
|