プリーズの参拾四
「はじめての金縛り・その2」 ING さん |
どうも、はじめまして。INGというモノです。 あれは今から2年ほど前のこと。 理由はわすれましたが、非常に疲れていたことを覚えてます。 その日、いつもより少し早めに床についたのですが、浅い眠りについて数刻、いきなり目が覚めました。目が覚めたという意識はあるのですが、身体が動きません。 ん!と力を込めてみても動かないので「もしかして……これが有名な金縛り?」と、認識しました。とりあえず、誰か助けを呼ぼうと声を出そうとするのですが、まったく声になりませんでした。 昔、兄が「金縛りにあったら、足の親指に力を入れたら治る」 と言ってたことがあったので試してみたんですが、それも、まるで効果がない。 それから、やっとの思いで、目を開くことができました。 で、目を開けてから後悔。もし、”何か”がみえてしまったら、どうしよう………。目を閉じてれば見えないものが……。 で、今度は、目を閉じようとしても、閉じてくれません。 怖いモノみたさなんでしょうか、目だけ動かして天井やら壁を確認したんですが、何もいませんでした。少し安心してしばらくそうしていると、手や足の先端部分が、じんじんとしびれてきて、やがて金縛りは解けました。 解けた後も、しばらくジンジンとした感覚は続き、身体が熱かったのを覚えてます。 とりあえず、自分なりにその体験を分析してみたところ、恐らく、疲れていたところに眠りが浅くて、”意識だけ覚めて、身体がまだ寝た状態”のようか感じになったんじゃないかと。 まあ、ホントのところはわかりませんが、”何か”が見えてしまったわけじゃなかったので、それほど怖くはなかったですが、貴重な体験でした。 |