| 中学生になった頃、昔の友人の団地(他県)まで遊びに行きました。
何年か振りでなつかしく、うれしくもあったのですが、どうも彼の家に訪ねた時に妙な(よくない)雰囲気がしました。
家というより建物に違和感がある。とはいえ、あまり気にしないで「外であそぼうぜっ」と玄関から出ると、前方のコンクリの床にたくさん何かが飛び散った跡がありました。
友人に、
「何コレ?泥遊びでもしたの?」
と訊くと、彼は非常に物憂げに、
「そこ、人が飛び降りたんだ」
と言いました。言葉も出ませんでした。
更に彼が言うにはそこでの自殺は既に2件目だとか。そりゃ雰囲気も暗くなる。
*ケイオスさんも言うようにこの大地に人の血が流れなかった所など存在しないのでしょうが、自宅の目の前でそういう事が起ると…。何も見えないで良かったです。当然その日は明るいうちに友人の家を後にしました。
それ以来そこには行ってません。コワくて・・・。
次も似たような話ですが、17歳の梅雨どきでした。友人の家に遊びに行くと、隣の家との境の竹林に警察官がたくさんいるではないですか。
どーした、と友人に訊くと、
「隣のばーさんが首吊った」
と………。
遺体などはとっくに運び出されていましたが、緊張感と、野次馬であたりは騒然としてました。
そんな中、警官達をじっと見ているばーさんが一人。それも自殺者の出た家なんじゃないのそこって。
その時は野次馬の一人と思ってましたが、うーん、まさか?
この竹林は友人の家に通じる唯一のほそーい道なのに、こういう事されると嫌ですねえ。帰り道は結構怖かった。見たこともないばばあが暗がりからぼんやりと浮び上がってきちゃったりしたら、うわーこえええええ。
年齢的にこの辺の時期 、17、8歳が一番金縛り多かったような気がします……。
*ケイオス……「銃夢」に登場する透視能力者。 |