プリーズの弐拾壱
「じっとみつめる」 しかあ さん |
私の話ではないのですが、私の大先輩の話を少々。
その人は血筋が神主の家系に近いらしく、幼い頃から色々と体験していたようです。 話の中で私が心底怖いと感じたのは、お姉さんが部屋に入って電気を点けると、「知らない女の人」が居てじっと見つめていたそうです。 要するに、正体不明の女の人を突きぬけて部屋を出たわけですね。 そのうちいなくなったという話ですが、なんか無視できるというのも場慣れしているというか、私には出来ません。 |