プリーズの壱

「足狩り坂」

K-SYAN さん

私のチームの三代前の先輩が、夜中に高速道路を、ゼッツー(カワサキの大型バイク)で流していたそうです。

地元で通称「足狩り坂」の場所を通ったところ左コーナーで右から

  「ヒュッッ」

と、追い抜かれてからなんか、右足の感覚がおかしく、次のドライブインで止まったらしいです。
が、右足の感覚がなくシフトダウンできない!!
パニクって強制ブレーキでとまったらしいですが、右足を見てみると、血管がバックリ切れていたのです。

そのコーナーは、当たり前ですが、道路の真ん中に障害物などあるはずがなく、なぜ足が切れたのか不明だそうです。
ちなみに足は鋭利な刃物で切られたのに、出血もなく、神経をぬっただけで三ヶ月ほどで歩けたそうです。

もともとその場所は、昔から騒がしくしていると、突然足の感覚がなくなって、いつのまにか切られてしまうという昔話があるコーナーだったので、現在僕らのチームでは夜12:00以降は騒がしく通らないようにしています(オービスも設置されたし……)。