 | ▼ 被検体4号 さん
> やっぱファーストインパクトを受けた人は続編が許せないものなんでしょうか。
私は「嫌ガンダム」なのであまりでしゃばったマネはしたくないのですが、やはりファースト世代としてはきちんと説明すべきですね。(^^;
ガンダムが幼少の頃(あるいは生まれる前)からやってる人たちには理解しづらいかもしれませんが、私たちファースト世代のロボットアニメは、毎週敵ロボが現れてはやっつけられる「勧善懲悪」ものばっかりでした。
そこに現れたガンダムは、敵が単なる悪ではない、つまり善悪二元論ではない(たぶん)初のロボットアニメでした。
そのことに衝撃を受けたのは当然なんですが、ここで重要なのは「善悪二元論ではない」ことではなくて、善悪二元論ではない話をロボットアニメに「持ち込んだ」という革新性の部分です。
敵が毎週新型ロボじゃない(笑)とか、侵略側とされる側で戦っているわけではないとか、主役ロボの量産型が出でくるとか、そういうものをアニメに持ち込んだのがガンダムの素晴らしかった点なのです。
で実際ガンダム終了後、トミノ監督は(イデオンをはさんで)「戦闘メカ・ザブングル」とか「聖戦士ダンバイン」などの(ダンバインは話が滅茶苦茶でしたが)革新的・意欲的なロボットアニメを作ってました。同じ頃サンライズ作品として傑作アニメ「装甲騎兵ボトムズ」が誕生しました。
この頃まではちゃんとガンダムの(設定やスタイルではなく)「革新性」を引き継いだロボットアニメが作られていたのです。中には失敗作もありましたが。(^^;
ところがやはり、革新的・野心的なロボットアニメを毎年作り続けるというのは容易ことではないのでしょう。作品の質が下がって人気も低迷し、ついにスポンサーの都合でガンダムの続編が始まってしまいました。
流れ的に見てファーストの時点で続編の予定がなかったことは明らかで、かつての栄光にすがったのは明々白々です。
ことここに至ってガンダムの革新性は失われ、ロボットアニメ界の「水戸黄門化」(あるいは寅さん化)が始まったのは周知の通り。我々ファースト世代が絶対に続編シリーズを認められないわけがここにあります。
つまり続編作品の中身がダメなのではなくて、「続編を作る」という行為自体が革新から外れるためにダメなのです。
なので逆に言えば私は、ガンダム続編シリーズを単にロボットアニメとして楽しんでいる人のことは否定しません。
(^-^)
> 銃夢も価値観の多様化している世界だと勝手に思ってますが、やっぱり最後には悪は駆逐されるのですか?
その見方自体が、善悪二元論に縛られているように感じますが。教授にとって、自分の行動に善も悪もないですよ。(^^; |
|