ノイル（先行型試作TUNED、タイプNeu-0)
●生い立ち●
量産型TUNEDのプロトタイプ。
コピー機甲術の実用性、および機動兵器としての存在を確立した。反面感情面に不安な要素が多く、実験時も思うような行動をとることが出来なかったため、ダストチェンバーにかけられ、クズ鉄町におりる。ダストチェンバー脱出の際、上半身（左肩付け根より下、右肘より下はこの際に失う）のみ残った。
同時期にエクストラパーツとしての三極コネクターも廃棄される。
それを手に入れ、自己修復し、さまざまな相手から体を奪うことで現在にいたる。
●ガリィを狙う理由●
良く似た技をもつものへの興味、そして強さへの渇望、
パーツ(体）の奪取。(GRシリーズも含む）
●三極式マルチコネクター●
さまざまなパーツ（互換性のまったく無いもの含む）を強制的に集約（コネクト可能状態に）し、ボディパーツに接続することが可能になる。
利点としては、さまざまなパーツを流用できるためにユニット単体での活動が可能になる。また、容易に改造も可能になる。しかし、入手したパーツのパワーバランス如何によっては本来以下の性能しか出せなくなるためにテスト機のみの装備となった。
●頭部（脳内チップ）●
時期量産期としてのデータ集め。
その課題を持ったプロトタイプゆえにザレム人と同じ脳内チップを使用されている。
ベーシックデータとしてガリィの戦闘データ（機甲術）がインストールされている。だが、感情面については３歳児並の初期段階の記憶しかなく「生き残りたい」「知りたい」といった原初的な欲求に行動の基準を置く。ガリィのことはクズ鉄町に降りてから始めて知ることとなる。「生き残りたい故に強くなる」プロトタイプとしての使命を終え、廃棄処分を超えた彼女の魂が求めるものは１つ。オリジナルの体、である。
細かいアイディアもなかなか面白いです。
（木城ツトム）