| 面白かったが、ディズニーの娯楽大作アニメとしての面白さで、思ったほどゲームオタク向きではないと感じた。
ゲームキャラのカメオ出演は嬉しかったが、やはりアメリカ人向けのチョイスと言える。ザンギエフが悪役扱い(この映画のという意味ではなくストIIにおいての意)なのは米ソ冷戦のなごりか。
ヒロイン、ヴァネロペの「kawaii」さは日本人の目からはまだまだだと映るが、ディズニー、アメリカは日本の「kawaii」感性を真剣に研究してるとの印象を受けたので、5年、10年後にはアメリカ産のかわいいキャラが日本で幅をきかせるのかもしれない。
一番の特色と言えるのが主人公のラルフが最終的にヒーローにならないところ。ヴァネロペにとってのヒーローではあるのだが、再び悪役の役割を演じる生活に戻るのだ。あれほどヒーロー賛美のアメリカでこの終わり方は画期的なのかも。 |
|