| イデオロギッシュな批判があまりにも多すぎる。
煙草を吸うシーンが多すぎて、特に結核の嫁さんの前で吸うなだの、戦争描写が甘いだの、菜穂子が男に都合のいい女で、それが美化されてるだの…、日の丸が多すぎる(笑)だの…。
私自身は左翼なのだが、こういうナンセンスな批判をするから左翼は馬鹿にされるのだと痛感した。
宮崎監督は戦争体験者として嘘をつかなかったのだと思う。現代の価値観で受け容れがたい描写があっても「そういう時代だったんだよ」と言ってるのだと。
「美化している」との批判は、いや、価値観はどうあれ美しい物は美しかったのだと考える。例えば特攻隊員の死に赴く時の表情はとても美しかったはずだ。特攻隊を思いついた奴は人間のクズだと思うが。
ジブリのサイトで護憲論を発表するほどの左翼である宮崎監督が敢えてああいう映画を撮った意義をもっとみんな考えた方がいい。私も考えてる途中。 |
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