| ▼ コナ武道さん
日本人そのものは日本のオタク文化を恥ずかしいと思っているのと、一般受けしないと思っているのがひとつ。
海外の人間にはその特殊性がクールと思われている。
もうひとつは映画人だけではなく、スポンサーとなる企業の幹部、いわゆる「大人」はアニメやゲームや漫画というものを侮蔑的に見ています。しょせん子供のもの、低俗、下劣、意味不明と。表向きはそう言わなくても、「ナメている」のはこれはもう間違いがない。
いっぽうハリウッドは慢性的な脚本(脚本家。まあ日本もなんだけど)不足で、世界観もマンネリ化が問題になっている。
そこでまだ掘り起こされていないコンテンツはないかと探したところ目を付けられたのが日本の漫画やアニメの高品質と独自性。
で、九十年代から買いあさりが始まり、ほとんどが捨て値かつ一方的な条件で買われていった。
日本は日米修好通商条約みたいなこと、またやられてんですよ。大人がアホだから。
そのむしり取りようといったらインカ帝国からスペイン人が黄金をむしり取るがごとしで、最近になってようやく日本企業も弁護士を立てたりして契約に厳しくなりつつあるが、むかしはもうそれはそれは非道かった。
そのへんは、東京アニメーションフェスティバルなんかにでも行けば、企業向けに弁護士さんがお話ししてくれます。コンテンツを海外から守るには、とか。
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