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[222] ハーツアンドアーマー返信 削除
2006/10/27 (金) 23:59:18 kawamura

▼ 猫玄奘さん

タイトルはハーツアンドアーマーでした・・・
ビデオ版しかないので、段ボール箱ひっくり返して探しました。
イタリアの映画でタニア・ロバーツが主演。

レッドソニアはいまでいう「エレクトラ」みたいなもので、
コナンのスピンオフみたいな感じです。
後に役者は変わったけど、コナンとソニアは競演してるしね。


このアト、少しバレあります。

批評なんかでは「D級ファンタジー」などと言われることもあるが、
そういうやつはそもそもファンタジースピリットがない。
ファンタジーといえばロードオブザリングしか頭に浮かばない輩の
短絡的な評価といえる。
まず、1983年に作られた映画だということを念頭において見なければ
ならない。

さてクダまきはそのへんにしておいて。
物語は暴漢(十字軍の落ち武者)に襲われそうになった主人公の村娘
が、立派な銀の鎧の騎士に助けられるところから始まる。
暴漢をすべて斬り倒して馬上から娘の前に立った騎士は、中身のない
ただの鎧のぬけがらだった。
娘はこれを天啓と受け止め、その銀鎧と魔剣をもって十字軍に参加し、
勝利につぐ勝利を重ねて十字軍の英雄となる。
しかしその彼女の前にムーア人の王子が現れ・・・
本当はもっといろいろ運命が絡み合うお話ですが。

たしかに低予算映画だけど、鎧などにはかなり金をかけたと思える。
細かいデザインがよく出来ていると思うね。盾とか兜が。
戦闘もちゃんと「十字軍騎士の剣VSイスラム戦士の曲剣」を描こう
としており泣ける。
それでいてイスラム側の傭兵には、シルクロードを渡ってきた
らしい鎧甲冑のサムライが居たりして心が躍る。
たぶんケレン味のわからない人間は、この熱いシチュエーションを
「チープだ」の一言で切り捨てるだろう。

たいそうな魔法などは出てこないが、渋い展開で十字軍のジャンヌ・
ダルクと化した娘と、イスラム軍(ムーア人)の王子が戦いながらも
惹かれあい、愛し合うさまが描かれている。

とくに世捨て人であり、物語の傍観者である魔法使いがその二人を
見てつぶやく一言がすばらしい。
「人間はなんておろかなのだ・・・そして、なんと美しいのだ」
お金を出してでも見て欲しい作品ですなあ。

[223] Re:ハーツアンドアーマー返信 削除
2006/10/28 (土) 01:14:45 マチュ

▼ kawamuraさん
> ▼ 猫玄奘さん
>
> レッドソニアはいまでいう「エレクトラ」みたいなもので、
> コナンのスピンオフみたいな感じです。
> 後に役者は変わったけど、コナンとソニアは競演してるしね。


ふっふっふっ。レッドソニア大好きです!!ふっふっふっ。
ファンタジー大好きですから〜(爆)
しかし、子供の頃なのでこれまたうろ覚え・・・。というわけで、再観賞してみますw
レッドソニア、、、懐かしすぎます・・・。あたくしの周りにはいないんですよ〜。一人浮いてますから〜w

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